レッドウイング
ペコス
8866
廃盤
短時間数回着用の美品です。
目立つ傷や汚れはございませんが、使用にともなう使用感・傷や汚れはございます!
専用クリーナーやワックスで磨いてあげると良いかもしれません。
レディースサイズは珍しく当初も探しました。
サイズ:23.5cm
カラー:赤茶
付属品:専用箱
ペコスブーツはレッドウィング社の開発した、ウエスタンブーツタイプのワークブーツです。
レッドウィング社はかつてテキサスに拠点を持ち、1930年代にはウエスタンブーツも販売していました。
このウエスタンブーツにレッドウィング社が得意とする機能本位のワークブーツのデザイン手法を用いて、
シンプルかつ頑丈で様々なワークに使えるブーツとしたものがペコスブーツです。
当時は全てのペコスブーツがヒール付きのものでしたが、1961年にワークブーツで高い評価を得ていた
トラクショントレッド・ソールを付けた#866をラインナップに加えました。
白くて厚い、クッション性に富んだ底の平らなソールはどんな地面でも履きやすく、疲れにくいものでした。
やや短めの筒、ウエスタンタイプのブーツとしては丸みを帯びたつま先、
そして高い機能性を持つソールの組み合わせにより、この#866も着実に評価を高めロングセラーとなり、
今日でもアメリカ南西部やテキサスといったウエスタンブーツカルチャーを持つエリアで
作業靴としても履かれています。
#8168は、この#866をベースにした日本企画商品として1996年に誕生しました。
当時、赤茶色のオロラセット・ポーテージ#8866、厚い塗膜を持つブラック・クローム#8169と並んで
レッドウィングの三大レザーであったベージュ色のラフアウトレザー、ホーソーン・アビレーンを
使ったモデルとして発売されました。
このレザーはレザーの起毛面を薄くスライスしてつくる多くのスエードレザーと違い、
レザーの繊維密度が最も高い部位である銀面(レザー表面)を内側に使い起毛面を外側に使う、
つまりレザーを裏返して使うラフアウトレザーであり、元々アウトドア用の靴に多く用いられるものでした。
履き込んでいくと汚れなども深い味わいとなる、経年変化が楽しめるレザーです。